2月28日第10回開催で5件来院のうち、即日治療できた1件に続いて入院治療となった4件の修理が終わりました。電子回路で音や画像が出るおもちゃが3つあり、ドクター泣かせの専用集積回路や米粒のような表面実装部品を目の前にして一度は治療不能と判断しかけましたが、他の地域で活動しているおもちゃ病院の修理情報のおかげで無事に動くようになりました。また、何か所ものパーツが破損している満身創痍の重症ラジコンカーが入院治療となりましたが、これも何とか元通りに動くようになり、どれも完治できて良かったです。


お渡しの際、今回も複数のお子さんから寄付をいただきました。ありがとうございました。修理に使う消耗品等の補充に使わせていただきます。
<治療内容>

10-01 プリキュアアイドルハートブローチ
症状: リボンを差し込んでも正常に動作しない
原因: リボンの種類を検知するマイクロスイッチ2個の高さが低くなっており動作していなかった
処置: 各リボンのスイッチを押す棒の先にエポキシ剤を盛って高さを調整し、深く押せるようにした
これでピンク、青、紫の3つのリボンとも元通りに音声が鳴るようになりました。

10-02 クモノスレイヤー
症状: 起動音がループしてしまう
原因: 付属のボタン電池(LR44)の消耗による電源電圧不足
処置: 電池の交換を勧めた
診察・治療の際に持ち主さんが立ち合いました。ボタン電池は容量少なく低温の影響を受けやすいので、自分で工夫して改造にチャレンジするかもしれないそうです。

10-04 アンパンマンのスポーツ育脳マット
症状: 電源ONにするとすぐに消えてしまう
原因: パワーオン検知信号に関係するコンデンサー部品(C38)が劣化していた
処置: 新しい部品に交換した
電源ONでLEDが明るく点灯し、テレビにオープニングの画面が出ることを確認、そのあとは問題なくゲームができました。

10-05 ラジコンカーC-24
症状: 後輪が動かない サスペンション部品が破断 シャーシ後部が破損 荷台が外れる 電源スイッチ陥没 他複数の不具合
原因: 異物混入と長時間放置でモーターが固着していた 強い力が加わって複数のシャーシ部品が破損した
処置: モーターを外して電源直結し手回し強制回転で復帰 破断したサスペンション部品はステンレス線で縫合しエポキシ剤で補強 紛失部品をアルミ線で復元 等
ラジコンカーとして元通りに動くようになりました。ヘッドライトも点灯し、荷台も外れないようになりました。
<治療の様子>









