第5回(10/28)で入院治療となったおもちゃの修理報告

治療履歴

第5回(10/28)のおもちゃ病院でお預かりした3件の修理が終わりました。今回は完治できたのは1件、一部後遺症が残るもの1件、治療不能が1件でした。完治できずにお返しすることになってしまったのは、6月に開院以来野沢診療所としては初めてのケースでした。当院を頼ってお持ちいただいたのにお役に立てず残念です。


<治療内容>

05-01 ネルル(チェック柄)

症状:しゃべらない まぶたが動かない

原因:電池の容量不足とスイッチ接触不良(衣服が電池ボックスの蓋に挟まってしまっていた)により、しゃべらなかった。 まぶたを動かす機構のギヤが劣化して細かく破損していた。

処置:電池を新品交換したら初期設定ができるようなり、おしゃべりするようになりました。一方まぶた不具合は内部にあるギヤは原型をとどめないほど破損していたため、当院の技術で復元は不可能と判断し、こちらの治療は断念しました。

05-02 ネルル(ピンク)

症状:しゃべらない

原因:専用ICの不具合と推定(修理不能)

処置:分解して問題のありそうないくつかの部品を交換し、できる限りの対応を時間をかけて試してみましたが症状が改善せず、 最終的には専用ICの不具合と判断せざるをえない状況でした。当院には献体された交換用部品等は持ち合わせていないので、残念ですが回復しない現状のままお返しすることにしました。

05-03 すみっこぐらしパソコン

症状:マウスが動かない

原因:マウスケーブルの本体から外に出る部分で信号線2本が内部で切れていた。

処置:マウスと本体の端子の導通テストを行って断線部分を特定し、補修用リード線をはんだ付けでつないだところ、元通りに動くようになりました。


<治療の様子>

信号線の断線個所特定(05-03)
断線した赤線と橙線を修復(05-03)
接続部分の位置を移動(05-03)
ぬいぐるみを脱がせたところ(05-01)
まぶたを動かすギヤボックス(05-01)
ギヤが劣化してバラバラに(05-01)
電源回りの怪しい部品を交換(05-02)
基板接続線を交換(05-02)
ぬいぐるみを縫い合わせる(05-02)

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