6月17日に入院治療となったトーマス機関車シリーズ7台の修理が完了しました。6月25日に退院となり、持ち主様に喜んでもらいました。7台ともほぼ同じ状態で、ギヤにホコリが絡みついていたり、長期間動かしていなかったことが原因と考えられます。電池の液漏れによる電池ボックス端子やリード線の腐食、さびも多くみられました。遊ばないときは電池を取り外しておくことで防げます。

03-1 トーマスNo.2(青)
症状:電池を入れても動かない
原因:モーターブラシ部の接触不良
処置:ギヤボックスを分解してホコリを除去し、ギヤを手回しして動くことを確認。しばらく慣らし運転して復元できました。連結部も修繕しました。

03-2 トーマスNo.3(緑)
症状:電池を入れても動かない
原因:モーターブラシ部の接触不良、ホコリによる負荷増
処置:ギヤボックスを分解してほこりを除去し、ギヤを手回しして動くことを確認。しばらく慣らし運転して復元できました。

03-3 トーマスNo.4(青)
症状:電池を入れても動かない
原因:モーターブラシ部の接触不良、ホコリによる負荷増
処置:ギヤボックスを分解してホコリを除去し、ギヤを手回しして動くことを確認。しばらく慣らし運転して復元できました。

03-4 トーマスNo.5(赤)
症状:電池を入れても動かない
原因:モーターブラシ部の接触不良、ホコリによる負荷増
処置:ギヤボックスを分解してホコリを除去し、ギヤを手回しして動くことを確認。しばらく慣らし運転して復元できました。モーターのリード線が切れかかっていたのではんだで再接続。ちぎれた連結部も針金で補強しました。

04-1 トーマス(黒)ドナルド
症状:電池を入れても動かない
原因:ホコリ溜りと金属部分の腐食によるスイッチの破損とモーターの故障
処置:モーターを交換しました。ホコリとさびを除去しスイッチ部品を針金で復元し、正常に動くようになりました。

04-2 トーマス(オレンジ)ブルドーザ
症状:電池を入れても動かない
原因:モーターブラシ部の接触不良、ホコリが巻き付いて負荷増加、電池ボックス端子の腐食
処置:ギヤボックスを分解してホコリを除去し、ギヤを手回しして動くことを確認。端子を磨いて接点復活剤を塗布しました。

04-3 トーマス(赤)石炭トラック
症状:電池を入れても動かない
原因:モーターブラシ部の接触不良、ホコリが巻き付いて負荷増加、電池ボックス端子の腐食
処置:ギヤボックスを分解してホコリを除去し、ギヤを手回しして動くことを確認。端子を磨いて接点復活剤を塗布しました。